健康管理/感染症
保育所(園)は、乳幼児が集団で長時間生活を共にする場です。 感染症の集団発症や流行をできるだけ防ぐことで、一人ひとりの子どもが1日快適に生活できるよう、下記の感染症について意見書の堤出をお願いします ※感染力のある期間に配慮し、子どもの健康回復状態が、集団での保育所(園)生活が可能な状態となってからの登園であるようご配慮ください。
▼医師の診断を受け、登園許可書(保護者が記入)が必要な感染症 携帯・スマートフォンの方はこちら
病 名 | 感染しやすい期間 | 登園の目安 |
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溶連菌感染症 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後1~2日間 | 抗菌薬内服後24時間経過していること |
マイコプラズマ肺炎 | 適切な抗菌薬治療を開始する前と開始後数日間 | 発熱や激しいせきが治まっていること |
手足口病 | 手足や口腔内に水疱・潰瘍が発症した数日間 | 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること |
伝染性紅斑(リンゴ病) | 発疹出現前の1週間 | 全身状態が良いこと |
インフルエンザ | 症状がある期間(発症前24時間から発症後3日程度までが最も感染力が強い) | 症状が始まった日から5日以内に症状が無くなった場合は、症状が始まった日から7日目まで。 または解熱した後 3日を経過するまで。 |
水痘(水ぼうそう) | 発しん出現1~2日前から痂皮形成まで | 全ての発しんが痂皮化してから |
感染性胃腸炎 (ノロ、ロタ、アデノウィルスなど) |
症状がある間と、症状消失後1週間(量は減少していくが数週間ウイルスを排泄しているので注意が必要) | 嘔吐・下痢などの症状が治まり、普段の食事がとれること |
ヘルパンギーナ | 急性期の数日間(便の中に1ケ月程度ウイルスを排泄しているので注意が必要) | 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること |
帯状疱疹(ヘルペス) | 水泡を形成している間 | 全ての発しんが痂皮化してから |
突発性発疹 | 解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと |
▼医師が記入した意見書が必要な感染症
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病 名 | 感染しやすい期間 | 登園のめやす |
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麻しん(はしか) | 発症1日前から発しん出現後の4日後まで | 解熱後3日を経過してから |
風しん(三日ばしか) | 発しん出現の前7日から後7日間くらい | 発疹が消失してから |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) |
発症3日前から耳下腺腫張後4日 | 耳下腺の腫張が消失してから |
結核 | 感染のおそれがなくなってから | |
咽頭結膜熱(プール熱) | 発熱、充血等症状が出現した数日間 | 主な症状が消え2日経過してから |
流行性角結膜炎 | 充血、目やに等症状が出現した数日間 | 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失してから |
百日咳 | 抗菌薬を服用しない場合、咳出現後3週間を経過するまで。 | 特有の咳が消失し、全身状態が良好であること (抗菌薬を決められた期間服用する。7日間服用後は医師の指示に従う) |
腸管出血性大腸菌感染症 (O-157、0-26、0-111など) |
症状が治まり、かつ、抗菌薬による治療が終了し、48時間をあけて連続2回の検便によって、いずれも菌陰性が確認されたもの |
出典:厚生労働省「保育所における感染症対策ガイドライン」より
那覇市こどもみらい部 こどもみらい課 TEL:861-6903
与薬依頼書(お薬連絡カード)
医師の指示などでやむを得ず与薬が必要となる場合に限り、お子様の健康を守るため、下記の通り対応していきたいと考えておりますので、皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い致します。
- 薬は必ず1回分でお願いします。(シロップなどの水薬も1回分を取り分けてお持ちください。)
- お預かりできる薬は、医師から処方されたものに限ります。
- 薬の袋、薬の入れ物に必ず直接名前を書いて下さい。
- 「坐薬および解熱剤」や「吸入薬」は、薬の性質(症状を判断して与えなければならない)から、保育園での与薬はできません。
- 何日か続けて飲む場合も、毎日必ず依頼書を添えて下さい。
- 登園時の保護者様のご負担が減るよう、お薬連絡カードはご家庭にてご記入の上ご持参下さい。(保育園でも記入可能)用紙は下記よりダウンロードできます。 お薬連絡カード
※両面印刷ができる方は設定お願いします。